ステラルーメン（XLM）特徴と概要

ステラルーメン（Stellar Lumens、通貨単位：XLM）は、グローバルな送金・決済システムを目指す分散型プラットフォーム「Stellar（ステラ）」上のネイティブ暗号資産です。

開発国

• アメリカ合衆国
  • 開発団体：Stellar Development Foundation（ステラ開発財団）
• 設立：2014年
• 創設者：
  • Jed McCaleb（ジェド・マケーレブ）：Ripple（リップル）の共同創設者でもある。
  • Joyce Kim（ジョイス・キム）

特徴

1. 低コスト・高速な国際送金
   • 銀行口座がない人でも利用できることを目指す、金融包摂（Financial Inclusion）が理念。
   • トランザクション処理は数秒以内、手数料はほぼゼロ（0.00001 XLM）。
   • 特に新興国向けの少額国際送金（リミッタンス）に強み。
2. 分散型取引所（DEX）内蔵
   • ネットワーク上にネイティブDEX機能がある。
   • 様々な法定通貨や資産トークン（例：USD、BTC、金など）をXLM経由で交換可能。
3. アンカーとブリッジ通貨
   • 「アンカー」と呼ばれる信頼できる機関（銀行・送金業者など）が、ステラ上に資産をトークン化。
   • XLMは、異なる資産間の「ブリッジ通貨」として機能。
4. エネルギー効率が高い
   • Proof of Workを使わず、Stellar Consensus Protocol（SCP）という独自のコンセンサスアルゴリズムを使用。
   • 大量の電力を消費せず、処理は迅速。
5. 提携実績
   • IBMと提携していた「World Wire」プロジェクト（世界中の送金ネットワーク構築）など、実社会での応用が進んでいる。
   • ウクライナの中央銀行とCBDC実験も行った。

概要（まとめ）

よくある質問（FAQ）